雨を待つ国 36. 王殺し
銀色の髪に顔を埋めると、そこからは嗅いだことのないようないい香りがした。〈王殺し〉が思ったままを告げると〈少年王〉は「香油だよ」と言う。「侍女たちが、風呂上がりにあちこちにつけたんだ。髪を梳くときにも使ったからきっと一番強く香りが……あっ」
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