雨を待つ国


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ひとりぼっちの〈少年王〉と、名前と姿を奪われ獣となった〈王殺し〉。孤独な二人は出会い、そして……。

その国では、王は神であり国そのものであると信じられている。豊穣も富も王の善性ゆえとされる一方で、厄災は王の罪とされることから、十五年ぶりの干ばつが訪れる中〈少年王〉は民のため雨を求め必死に祈りを捧げていた。その頃、西の果てでは孤独に暮らす一人の男が「王を殺せば返してやる」という不思議な声を聞き、名前と姿を奪われる。醜い獣に姿を変えられてしまった男は、失ったものを取り戻すため王都を目指す。

〈王殺し〉×〈少年王〉。もふもふというよりゴワゴワ系の獣が餌付けされます。触手、獣姦描写がありますので苦手な方はご注意を。(続編→「神を屠る庭」)

目次

1. 少年王
2. 少年王
3. 少年王
4. 王殺し
5. 王殺し
6. 少年王
7.  少年王
8.  王殺し
9.  王殺し
10.  王殺し
11.  少年王
12.  少年王
13.  王殺し
14.  王殺し
15.  王殺し
16.  王殺し
17.  少年王
18.  少年王
19.  王殺し
20.  王殺し
21.  王殺し
22.  少年王
23.  少年王
24.  王殺し
25.  王殺し
26.  少年王
27.  少年王
28.  王殺し
29.  王殺し
30.  少年王
31.  少年王
32.  少年王
33.  王殺し
34.  王殺し
35.  王殺し
36.  王殺し