一週間ほど前から場所を変えて販売を開始した電子書籍ですが、思ったより読んでいただけていてとても嬉しいです。電子で読まれる方ってほとんどkindleなんだろうなあ、kindle撤退したらニーズ自体ゼロかもしれないなあ、などと思っていましたが、特にkoboからは予想よりたくさんDLしていただいています。読んでくださった方ありがとうございました。次回リリースは「サクラ踊る踊る」の予定で、書き下ろし&校正を進めているところです。
さて本日はプリンを作る羽多野SSの続きを更新しました。羽多野貴明、40歳にして初めてのプリン作りはすでに雲行きが怪しく……。たまには羽多野の格好悪いところを書くのも楽しいですが、「こんな羽多野は見たくなかった」という方がいらしたらすみません笑。
拍手やコメント、いつもありがとうございます! 以下コメント返しです。
- 小巻嬢ナイスな発言!確かに作るのが一番手っ取り早いけど、それは作れる前提。つまり小巻嬢は「作れる」側の人!ハイスペック小巻さん!
→「作れる側」の小巻としては軽い気持ちで言ったのですが、「作ったことがない側」の羽多野が真に受けてしまったがゆえに、ちょっとコミカルな展開になっていきます笑。楽しんでいただけるといいのですが。
- ハイスペック二人の間で笑うのが「おれがプリン好きだってことすら知らないんですね」という栄さんwwもう何この女王様。猫ですね!生粋のネコですね!栄さんもハイスペックなのに全然かっこいいと思わなくなってしまいましたwもうこいつ可愛い。可愛い以外ないですww
→女王様発言(「こぼれて、すくって」番外「Day after」のおまけ部分)は、栄としては「自分はどうしてもモンブランでなくプリンが食べたい」→「我慢できず羽多野からプリンを奪い取る」→「(プリンを奪うという)大人げないことをした自分が恥ずかしい」の照れ隠しです。素直じゃない男なのです……。
- 栄がプリン好きというのがかわいいなと思っていたので、まさかの続きに喜んでいます。twitterで小巻は人気がないと書かれていましたが、私は小巻けっこう好きです。というより作者様の作品に出てくる女性全般好きだったりします。主人公カップルのごたごたとは別に、良くも悪くも彼女たちは彼女たちの人生を生きている感じがして、それが何だかとてもいいなと思っています。なので羽多野の前妻も嫌だとは感じませんでしたし、小巻の猪突猛進さも可愛いなと思っています。
→女性キャラ、わかりやすくサバサバして主人公達を邪魔しないタイプ(渚とか)は好意的に見ていただけるのですが、リラや小巻は主人公たちにちょっかいを出したり、利己的だったり計算高かったりする部分が苦手だという方もいらっしゃいますね。憎まれるのも当て馬の正当な役割なので「嫌い」と言われればほくそ笑むのですが、好意的な感想も嬉しいです。とりわけ「良くも悪くも彼女たちは彼女たちの人生を生きている感じ」というのは最大級のお褒めの言葉です……!
- これから羽多野がプリンを作るのを楽しみにしています!
→「事前にレシピをしっかり読まない」「器具を揃えない」「材料をきちんと量らない」と、すでに怪しさ満点のプリン作りです笑。続きも是非よろしくお願いします。