まず宣伝で恐縮ですが、予告していたKindle版「悩める童貞と魔法のカップホール」の配信がスタートしました。すでに読んでくださった方、ありがとうございます。当面はKindle Unlimitedの読み放題対象にしておりますので、会員の方は書き下ろしだけでもどうぞ! Webには載せないという解放感(?)で、当社比かなり品のないエロになっております。
ちなみに以前配信していた「雨を待つ国」の電子書籍版はいったん配信停止しています。というのもあれは電子書籍の練習がてら「BCCKS」のサービスを使って作った本で、書き下ろしもなく本文の作り込みも甘かったのです。値段もお試し価格だったとはいえ、さすがにちょっと……と思っていたので、じき本文再校正+書き下ろし付きの改訂版に差し替えて販売再開予定です。
販売再開後は多少値上げさせていただきますが、以前の価格でお買い上げの方はそのまま(追加料金なしに)改訂版のDLができますのでご安心ください。あ、「悩める〜」もすでに数カ所の誤字を見つけてますのでそのうちファイルは差し替えます。誤字見つけた方は是非教えてください。
続いてサイトのお話。
「うつくしいあし」41話には多分、この話を書きはじめて(その合間に「心を埋める」関係の番外をアップしたときを除いて)一番たくさんの拍手をいただきました。さてはこれは「宮脇よく言った」の拍手だな、とありがたく受け止めました(笑)。ストーリーはいよいよ終盤です。
- いやぁ宮脇さん、よくぞ言ってくれました! 私が思ってた事を全部土岐津さんに言ってくれてスカッとしましたー(* ̄▽ ̄)d
→多分、同じことを思った方がたくさんいらして、拍手押してくださったんだと思います。わたしも宮脇のセリフ書きながらちょっとスカッとしてましたから笑。
- 宮脇さんから宇田さんの話を聞いて、冷静になって宇田さんの事を考えるかと思いきや、第32話の「そう都合良い理解者なんているはずないんですよ。いまのぼくにわざわざ興味を抱く人がいるのだとすれば、宇田くんみたいな『特殊な趣味』の人だけ」という言葉にはドン引きでした。宇田さんだって何か原因があって苦しんでいるだろうに、それを『特殊な趣味』って…。心配する気持ちが微塵も感じられず、おまけにあんな事しておいても後悔し反省する様子もなかったし、全く自分は悪くない、被害者なんだっていう感じでしたものね。
→土岐津は怪我のショックで頭がいっぱいになっている状態なので、下手な綺麗事はなしで、あえてとことん自分本位な書き方をしてはいるんですが……それでもやっぱりドン引きですよね。宇田は宇田で実は自分のことしか考えていなかった奴なので、結局可哀想なのは宮脇や幸乃といった当て馬ちゃんたちな気もしますが。でもやっぱり一番ひどいのは書いているわたしですね!
- 土岐津さんにあまり感情移入しないでいられるので冷静に読んでいられるというか、どんな展開になっても大丈夫でいられそうな気がしてきました(笑) 今まで主人公に感情移入してしまうほどに、辛い目にあう展開になると自分も読むのが辛くてたまらなくなっていましたが、主人公がクズだといい点もあるのですね(笑)
→新鮮な視点いただきました。たしかに一人称の主人公がクズだと、辛い展開のダメージは緩和されそうです笑。とはいえここまでの展開で失った信頼と好感度は、どんな結末を迎えようと(読者さんの中で)回復しないんだろうなあという気がしており、作者的にはやはり申し訳なさがあります。
- 先日のコメントのお返事で、ご家族の方があまりご心配されていない様子に笑ってしまいましたが、羊子様が海外慣れしてらっしゃるからなんだろうなと思い至りました。無理の無い様少しづつ体力,筋力を取り戻されますように。毎日歩くという事が大事ですよね。
→そんなに上手くやっているわけでもないのですが、「なるようになる」タイプなので環境ストレスは受けにくい方だと思います。家族は単に「宿泊代なしで遊びに行けるヨーロッパ」が失われることを悲しんでいるのかと! 通勤再開2週間で少しずつ体力も戻ってきたのでこの調子でがんばりますね。