今週末もご訪問ありがとうございました。
あとTwitterで羽多野×栄の番外予告をしたせいか、ご声援いただいて嬉しいです。苦戦していた「うつくしいあし」完結の目処がついてきたので、7月中、遅くとも8月前半には開始できそうです。もちろんちょっとだけ書いて止まっている「機械仕掛け」の続きも書きます。
では、以下はコメントやメールのお返事です。
- 土岐津さんやっと宇田さんの事を心配し、自分の行いを省みる事が出来ましたね。私別に土岐津さんの事が嫌いな訳ではないんですよ。好きでもないですが(笑)特別ひどい人間って訳ではなく、ほんと普通の人だと思います。ただ小説の主人公としては魅力が無かったというか。
- 「心を埋める」の登場人物達だって欠点もいっぱいあって、いっぱい間違ったり迷ったり。でもそこから自分以外の誰かの事を考えて、支えたり支えられたりしながら一生懸命頑張る姿に共感してしまうのですよ。自分が一番大事なのはあたりまえですし、自分を大事に出来なければ誰かを幸せには出来ません。だから土岐津さんも大切に思える人に出会って、その人の為にも自分を肯定出来るようになって欲しいです。ただこの後どんな展開(バッドエンド)になっても大丈夫ですので、私の感想はお気になさらずに。
→おっしゃるとおり、土岐津はすごく「普通の人」ですね! もうちょっとドラマチックなキャラクター(例えば脚を失ったスポーツ選手とか)という設定も頭をよぎったのですが、普通の人の挫折を書いてみたい欲望にあらがえませんでした。
自分を大切に出来ないと誰かに幸せには出来ない、っていうのはそうですね。そしてわたしの書く登場人物は割とそれが出来てない(苦手)な傾向があるのかも。今回更新分でちょっと宇田のどろっとしたところも書きましたが、土岐津も宇田も実は自分のコンプレックスで頭がいっぱいな似たもの同士。彼らが鏡合わせの苦しみを持った相手との出会いを最終的にどう受け止めどういう決断をするのか、もうちょっとだけ見守ってください。
- 番外編楽しみですー!あと、個人的には羽多野が栄にフェラーリさせるという本懐を遂げられるのかどうかとっても気になるところです(笑)
→羽多野の本懐がかなえられるのか!? かなえられるとしたらどうやって!? というのは今後のくだらなくも重要なポイントですね!
- こぼれて番外編待っております!羽多野とのことがあってから以前よりつけ込まれそうな栄って印象です!攻めと思ってる受けってほんと萌えます。
→もともと受けとしてノーガードではあったのですが、羽多野のせいで(相変わらず本人は自覚が薄いにも関わらず)そっちのオーラ? フェロモン? が出るようになっているのではないかと。ちなみに最新版の長尾SSでも、長尾が栄の色気が増したと感じている描写があったり。
あと、ちょっとデリケートな内容含むので引用避けますが、NHKの某番組に絡めてのメールもありがとうございます。NHKオンデマンドで公開されている部分のみ観ましたが、番組も出演者の方も素敵でした……。キラキラしてますね……涙。
栄は、真面目で弱みを見せられないという危ういタイプですが、羽多野という好き理解者……というか、無理やり重荷を引き摺り下ろしてくれるタイプの男が隣にいるので、もう大丈夫だと思います。