金曜に「まぶたに蜜」の続きを、と予告していたにもかかわらずイレギュラーなブツをアップしてしまいすみません。今日偶然見かけた記事(寄生されたセミが腹部を失って、雌雄問わず交尾しまくって死ぬ話)に触発されて帰りのバスの中でぽちぽち打っていた妄想です。珍しくメリバっぽい話ですのでご注意を。明日から通常に戻ります。
あ、読み切りのタイトルは、セミの寄生生物の名前を人間バージョンにしてみましたが、ラテン語全然わからないので適当です。もしお詳しい方いらしたら、こっそり正解を教えてください。
- 不安になる栄が可愛すぎてキュンとしたんですが、「やだー、栄ちゃん。あの男(羽多野)は他の女に見向きもしないと思うけど。だって貴方にすごく執着してるから」と私の中のコウキが喋り出してしまった笑(長尾SSの影響)
→「私の中のコウキ」は名台詞ですね!! わたしも心の中に飼いたいです。栄、ナルシストのくせに自分に自信のない面もある厄介な人間なので、このお話では不安モードです。
- ちなみに長尾はコウキに筆下ろししてもらったそうですが、その時はどっちだったのでしょう?入れさせてもらった(タチ)という理解で良いですか?
→最初は入れさせてもらった(タチ)で、その後逆(ネコ)も経験させてもらったという……わたしが書くキャラクターにあるまじきリバでした。コウキは長尾のママのような感覚なので、お互い恋愛感情はないし、今後も生まれません。そしてその一回を除いて長尾も同一の相手とリバはしません……なぜならわたしが同軸のリバは書けないから……。
- 私の中では受けの長尾さん…。そんな夢見る夢子の30半ばのお相手妄想が捗りますね!本物の(笑)紳士王子とかとてつもないたぬきイケオジとか生意気年下も捨て難いなぁ…。どのみち長尾さんは振り回されてて欲しい(笑)長尾さんが悪い男に騙されて傷ついてるところを助ける攻めとか王道が好きなので妄想しております
→年齢を考えると「もうちょっとしっかりしなさい」と言いたくなる長尾です。正直わたしは彼が攻でも受でもいいのですが、「理想と違うタイプにうっかりはまる」パターンが好きなので、全然王子じゃないタイプに振り回されて欲しいという意味ではご意見に同意です!
- 「僕と機械仕掛け」を読ませていただきました。羊子さんの作品は簡単に読めないのです。登場人物の関係が簡単でなく、ベクトルもその時々において向きが変わるという、読み手をどんどん引きずっていくものだからだと思っています。そのため覚悟して読まないと、読み終わっても余韻が抜けなくて難儀します。このお話も、ほのぼのしていながら、アキとサーシャの行き違いがささくれのように躓いてドキドキしましたが、ほっとする方向で落ち着いて安心しました。アキの子どもらしい健全なやんちゃ加減がかわいかったです。
→新エピソードの更新が止まっている「僕と機械仕掛け」ですが読んでいただきありがとうございます。「ベクトル」は確かにそうかもしれませんね。ときどきで気持ちの強弱、カップルの力関係が変わる話が大好きなんです……。もっとあっさり読んでいただける話も書いたほうがいいのかなと思うこともありますが、余韻を引きずるような読み方をしていただけることはすごくありがたいことだと思っています。改めてお礼申し上げます。
「機械仕掛け」序盤はわたしの少年趣味&児童小説趣味丸出しな感じでしたが、この先アキヒコが思春期に突入して徐々にヒリヒリするラブストーリーになっていく予定です。今後もぜひお付き合いください。
あと「お忙しいので返信不要」のメールもありがとうございました。といいつつちょっとだけ返信してしまいますが……ベゴニアは、お見舞いの時点では羽多野は単に「適当な鉢植えを選んだ」のですが(というか、書いているわたしが適当に選んでました)、結果的にああいう花言葉があって、我ながら良い選択をしたなと思ってます。
「うつくしいあし」の感想もありがとうございました! 気軽なコメント大歓迎なので反省などなさらず、今後も是非いろいろお聞かせください。