王子と蝸牛|心を埋める(番外編) 第2話
通話の終わったスマートフォンの画面をぼう然と眺めることしばらく、怒りは少し遅れてからやってきた。「家を探せだって?」 初耳だった。というか、これこそ「話が違う」というやつだ。 だって前回ロンドンに滞在していたときは甘い生活――には程遠いものの、二ヶ月ほども栄のアパートメントで一緒...
王子と蝸牛|心を埋める(番外編)
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