こぼれて、すくって

第23話

「オーラルは?」 羽多野の挑発的な問いかけに負けん気ゆえに答え続ける栄だったが、さすがにここに至って我に返る。「……何でそんなこと答えなきゃいけないんですか」「いや、気になるじゃん。潔癖な君に何がどこまでできるのか」 この男が下衆な好奇心を持つのは勝手だが、栄がそれに付き合う筋合...
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拍手&コメント御礼

拍手や感想引き続きありがとうございます! 今回はちょっとだけですが、レスは以下からどうぞ。 栄気付いて!朝っぱらから言葉責めにあってるから!一見するとカウンセリングっぽいけど、朝っぱらから話すような内容じゃないから!→全力で首を縦に振るしかありませんでした(笑)! そうですね、よ...
こぼれて、すくって

第22話

すっかり不味くなったコーヒーをそれ以上口に運ぶ気にもなれず、栄は手を伸ばしてマグカップをテーブルに置いた。「誰も悪くなくたって壊れるものはあるんだ。タイミングとか運とか、いろいろと。どうしようもないこともある」 栄が何も言い返さないことをどのように受け止めたのかわからないが、羽多...
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拍手&コメント御礼

更新を二日も空けて申し訳ないですが、この間も拍手やメッセージありがとうございます! 妄想や小ネタ的なものも楽しく読ませていただいています。 鏡プレイ最高ですね→前回のレスで書いた「背面座位+三点責め+鏡」プレイのことですね! 背面座位も鏡プレイもそれぞれは書いたことあるのですがセ...
こぼれて、すくって

第21話

「利用?」思わず栄が聞き返すと、羽多野はうなずいて続ける。「〈だれにとってもいちばん不幸なことがあるとしたら〉〈それはだれにもなにごとにも利用されないことである〉」 そらんじられた文句の意味がわからず栄は眉をひそめた。「読んだことある? ヴォネガット。『タイタンの妖女』は名作だ」...