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108. 尚人

友人たちの献身的な協力のおかげで、日が落ちる前に全てのものが新居のどこかには収まった。さすがに空腹を感じ、どこかに食事に出かけるかそれでも出前でも取るかと相談をはじめたところで尚人のスマートフォンが鳴りだす。「もしもし? 聞いてた住所の前まで来たんだけど、部屋は407号室で良かっ...
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拍手&コメント御礼

今週末も、ご訪問、拍手、コメントありがとうございました。前話については寂しさを感じたという感想を複数いただきました。書いているわたしもちょっと寂しい気持ちでした。2人いる攻が「脅迫まがいに関係を迫ってくるクソガキ」vs「プライド高すぎモラハラ彼氏」という双方嫌われる要素持ちの中で...
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107. 尚人

九月に入って最初の日曜日に尚人は麻布十番のマンションを出た。 不動産屋をいくつか回り、中野の外れに身の丈に合った賃貸マンションを見つけた。丸ノ内線の支線沿いということでやや交通の便に劣る分、家賃が手頃だったのが一番の魅力だった。離れて暮らす兄に相談すると二つ返事で保証人を引き受け...
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106. 栄

尚人が涙を流すのを見て胸が痛まないわけはない。それでも栄は、この決断を決して覆さないと決めていた。 今回の海外赴任の話はいつまでも中途半端なまま思い切ることができない自分に与えられた唯一にして最大のチャンスで、この機を逃せば栄と尚人はいつまでも情に縛られ不毛な生活から逃れられない...
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拍手&コメント御礼

お手柔らかにとお願いしたからか、前話については多めの拍手と優しいコメントをいただきました。本当にありがとうございます。ネタバレ含めたお礼や返信は完結後まとめてやりたいと思いますのでお待ちください〜。