醒めるなら、それは夢(番外編) 眠る場所|1960年・ハンブルク
晴れた午後の公園を、ニコは車椅子を押しながら歩いていた。車椅子に座る老人は、左脚の欠落が目立たないよう膝にかけたブランケットで足先まで覆ってやっている。本人はあまり気にしていないようにも見えるが、彼が戦争で負った怪我とどのように向き合えばいいのかニコの中ではまだ答えが出ないままでいる。
醒めるなら、それは夢(番外編)
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