醒めるなら、それは夢(番外編) ウィーン再訪編(5)|1961年・ウィーン
さすが高級ホテルのベッドはマットレスの寝心地も良く、不安や緊張を抱えていたはずのニコもあっという間に眠りに落ちていたらしい。目を覚ますと隣の寝台はすでに空で、寝室にまで香ばしいコーヒーのにおいが漂ってきていた。慌てて起き上がるとリビングへ向かう。すでにテーブルにはルームサービスの朝食がサーブされていた。真ん中にある銀色のコーヒーポットがこの良い香りの出所に違いない。
醒めるなら、それは夢(番外編)
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