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拍手&コメント御礼

本日もメッセージありがとうございました。「栄の浄化」という良い表現もいただきました、笑。倦怠期から始まっているのでなかなか本作内では触れる機会がありませんが、彼らにもきっと幸せな蜜月もあったのですよ……。さて次回も栄視点の予定ですが未生方面にもそろそろ動きが。
心を埋める

75.  栄

尚人は退院に付き添うと言ってくれたが、重病でも大怪我でもないのに恥ずかしいので遠慮した。母も同様のことを申し出たが、もちろん自宅に実家の家族を立ち入らせるつもりはない。入院中に一度様子を見に来た父は、真顔で「役人なんかになるからだ」と言って、いまから弁護士を目指したって遅くはないんだぞと付け加えた。だがこれから勉強をしたとして、最も甘い見通しの元ですら業務をはじめられるのは三十代半ば。負けず嫌いの自分が同年齢の法曹たちとの十年間の経験差に耐えられる気はしないし、不肖の兄の身代わりとなって父の後を継ぐべく奮闘している妹だっていまさら栄が同業者になることにいい顔はしないだろう。父の言うことはもはや、現実味のないただの夢でしかない。
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拍手&コメント御礼

本日も感想ありがとうございました。初登場時はヒール感漂ってましたが、結局未生も年下らしくなってきたなあ、という。栄と尚人でしばらくゴタゴタやってましたが、もうじき未生側にも動きが出てきますのでお待ちください。
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74.  栄

胃潰瘍と過労のため栄は一週間入院した。おまけのように精神科からは適応障害の診断書までもらい、投薬と安静に務めつつ退院後も一か月間は休職して様子をみるように、というのが総合的な医者の判断だった。倒れた日の晩に嫌というほど睡眠をとっただけでも見違えるように体調は良くなった。しかし仕事のことを考えるとなんとなく胸のあたりが重くなり、思っていた以上に自分が追い込まれていたのだと栄も認めざるをえない。
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拍手&コメント御礼

本日もメッセージいただきました。ありがとうございます。栄と尚人のその後の経過は多分次話以降になりますのでもう少々お待ちください。未生は、一方的に別れを告げられたことで執着モードになりつつ、元来の自己評価の低さとせめぎあってる感じでしょうか。