王子と蝸牛|心を埋める(番外編)

第5話

楽しい酒の席は、ほどほどの時間でお開きになった。昨日からのもやもやをまだ引きずっている羽多野としては飲み足りない気分だったが、アリスとトーマスは明日も出勤なのだから引き止めるわけにはいかない。 椅子を立つとき、コートを着るとき、さりげなくアリスに手を貸すトーマスを眺めれば、微笑ま...
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拍手、「王子と蝸牛」へのコメントありがとうございます。(あ、誤字指摘は反映済みです! いつもありがとうございます) Oh…トーマス(笑)次の更新も楽しみにしています!→自分でも悪ノリして書いている自覚はあったので笑いに昇華していただけて嬉しいです。トーマスはある意味ロンドンでの人...
王子と蝸牛|心を埋める(番外編)

第4話

なんだ、そんなことか――というのが正直な感想だった。と同時にこれで栄の不機嫌の理由はすべて理解できた。 羽多野とロンドンで《《正式に》》親密な関係を築くことで職場にあらぬ疑念を抱かれないかという不安に、妹からの目撃情報とやらが上乗せされた結果がこの盛大な八つ当たりというわけだ。「...
王子と蝸牛|心を埋める(番外編)

第3話

「ちゃんと部屋は探すから、君の職場のことは心配しなくていい」 羽多野の譲歩により、到着早々に大喧嘩という最悪のシナリオは避けられた。安堵というよりは拍子抜けして、カウチに背中から倒れこみながら大きく伸びをする。すると寄り添うのを避けるかのように、ちょうど人一人分のスペースを空けて...
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拍手&コメント御礼

本日は「王子と蝸牛」への感想いただきました! 栄のツンデレさに笑わかされました。その時の羽多野氏の顔をぜひ見てみたいww→完全に鳩が豆鉄砲食らった顔だったかと思われます。羽多野って栄に対してはサービスのSな男(ただしたまにやりすぎる)の男ですが、もしかしたら虐げられることを楽しむ...