ミカドゲーム|心を埋める(番外編) ミカドゲーム(6)
言うまでもなく、羽多野は最初から怪しんでいた。 突き詰めれば多分一年くらい前。この家に転がり込んで、栄に少しずつ触れるようになった頃に「自衛官の同僚と食事に行く」と言われた、あのときから面白くなかったのだ。曖昧な感覚ながら、すでに当時の自分は栄に対して執着じみた独占欲を抱きはじめ...
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