僕と機械仕掛け

僕と機械仕掛けと傷痕(2)

「ご機嫌ですね、アキ」 翌週の土曜日、朝ごはんを食べている僕をじっと眺めてからサーシャは言った。 僕たちはダイニングキッチンのテーブルに向かい合って、サーシャは砂糖もミルクも入れないコーヒーを飲んでいる。僕の前にはトーストとチーズオムレツ。トーストは薄くてカリカリで、半分だけバタ...
死に神の名付け親

Chapter 2|第30話

「……自分で、だと?」 耳にした言葉がとても信じられず、ラインハルトは思わず聞き返した。 ルーカスは誰かにやられたのではなく、自分で黒いインクをかぶりそのままの姿で帰ってきたと言っている。そして、このひどい姿は自ら望んだものだからバスルームで洗い流すことを拒んでいるというのだ。「...
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拍手&コメント御礼

拍手、感想ありがとうございます。「死に神」、ルーカスの行動の理由は次話までお待ちください〜。そして「機械仕掛け」の攻の件でフォローのメッセージ下さった方、ありがとうございました(というかお気遣いさせてすみません〜)。嬉しかったです。「機械仕掛け」は細かなエピソードを積み重ねていく...
死に神の名付け親

Chapter 2|第29話

ルーカスの姿は異様としか言いようがなかった。頭のてっぺんから黒インクをかぶったような――いや、「ような」ではない。周囲に漂う匂いからして、実際にルーカスの髪を染めているのがインクであることは確実だ。彼は黒いインクをひと瓶丸ごとひっくり返して、頭の上からかぶって帰ってきたのだ。 美...
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拍手&コメント御礼

昨日も感想ありがとうございました。もやもやする展開続きかと思いますが、毎回読んでいただけてとても嬉しいです。割と中盤の山場的な部分なので頑張って書いていきますので、引き続きよろしくお願いします。