死に神の名付け親

Chapter 1|第2話

朝になってから、ラインハルトは玄関近くの床に一枚のメモが落ちていることに気づいた。ドアに紙が挟まれていたのに気づかず、昨晩帰宅したときに飛ばしてしまったのだろう。 この部屋に電話は引かれていないから急ぎの連絡はアパートメントの大家宅の電話にかかってくる。そして大家は代わりに電話を...
僕と機械仕掛け

第2話

「……お母さんが?」 僕はとても信じられない気持ちだった。 だって、ときどき病院に通うようになってからも、具合悪そうにソファで休むことが増えても、とうとう入院してしまった後も、お母さんはいつだって僕の顔を見ると「大丈夫。すぐによくなるから」と笑っていた。お母さんは僕に一度だって嘘...
死に神の名付け親

Chapter 1|第1話

半身をもがれたような痛みを抱えて、ずっと生きている。 傷は乾き、痛みが和らいだように感じるときもある。しかしちょっとした拍子にかさぶたは剥がれ、生々しい傷跡がむき出しになり、ときに血を滲ませる。 だから、できるだけ傷を隠して。 誰にも気づかれないように。 誰にも触れられないように...
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拍手&コメント御礼

「サクラ」番外編の感想などなどありがとうございます。和志と圭一の恋愛の進展は、多分また別の番外でそのうち。
お知らせ

拍手&コメント御礼

「神を屠る庭」完結のおかげ? か、拍手やメッセージ多めにいただいています。ありがとうございます。妄想は自然に生まれるし書きはじめるのはただ自分が書きたいからなのですが、飽きっぽいわたしがお話を最後まで書き上げられるのは、読んでくださる方あってのことです。本当に感謝しています。