うつくしいあし

第15話

「じゃあ、後期から復学の意向ということですね。必要な書類については後で渡すか……電子媒体の方が良ければメールで送ります」「はい、その方向でお願いします」 念を押すように事務の女性に問われ、ぼくは深くうなずいた。 面談室を出ると彼女は手を振ってそのまま教務課へ戻っていく。すでに復学...
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拍手&コメント御礼

そろそろ開始しますと予告していた「僕と機械仕掛け」シリーズの新章「僕と機械仕掛けと思い出」をはじめました。アキヒコ11歳です。ちなみに「僕と機械仕掛け」は英国風のどこか(現代にしてはちょっとレトロでありつつロボット技術はすごく進んでいます)という設定ですが、ちょこちょこご都合設定...
僕と機械仕掛けと思い出

僕と機械仕掛けと思い出(1)

「絶対に絶対に内緒だから、誰にも言うなよ!」 僕の袖を引っ張って教室の隅に連れて行くと、ベンは耳元に口を寄せてくる。息が当たるくらいの距離は、ちょっとくすぐったい。「わかったよ。ていうかそれ、もう十回くらい聞いた」 ちょっと呆れた顔で僕――アキヒコ・ラザフォードは答えた。 幼稚園...
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拍手&コメント御礼

先週はずっと天気が悪くて寒くて(忙しくて)調子悪かったのですが、今週はお天気が良く、仕事をしていても子どもの声やら鳥の声やら聞こえてきます。というわけで、今日は更新できました。拍手、コメントなどなどいつもありがとうございます。あと、多分こちらはご覧になってないんですけど、エブリス...
うつくしいあし

第14話

宇田は、ぼくと宮脇がほとんど並ぶように立っている場所まで歩いてくるべきか、それとも立ち止まったままでいるべきか迷っているようだった。顔にはあきらかな戸惑いが浮かぶ。 しかし不穏な空気が漂っていたのもほんの短い時間だった。初夏の夕方の風がふっとぼくたちの頬を撫でて、それが去ったとき...