雨を待つ国 6. 少年王
全身がおののく。〈あれ〉がやってくる。〈あれ〉が体に触れる。〈少年王〉は気づけば冷たい石の台座の上に横たわっていた。首筋にぺたりと触れた感触に「ひっ」と小さな声をあげて体をよじるが、黒い影は少しずつ〈少年王〉の体にまとわりつきはじめる。「い、嫌……」
雨を待つ国
雨を待つ国
雨を待つ国
雨を待つ国
雨を待つ国