心を埋める 40. 栄
電話を終えた笠井志郎はすっかり集中力を切らしたようだった。栄は素知らぬ顔で資料を手に説明を再開するが、もはや話を聞こうというポーズすら見えない。「まったく、これじゃ話にならん」一体何が話にならないのかについてはまるで説明のないまま資料をテーブルの上に放り出すと、笠井は話を打ち切る態度もあからさまに眼鏡をはずして胸ポケットにしまい込んだ。
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僕と機械仕掛けとビビ
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