まぶたに蜜|心を埋める(番外編)

16.栄

出会った日に名刺を交換したものの、その後はジェレミーから特段の連絡はなかった。栄としても羽多野に妙な詮索をされるのが面倒なので、彼との出会いが社交辞令で終わるのならば、それならそれで良いと思っていたところだったが、メールが届いてしまった以上は無視するわけにもいかない。〈先日ジムで...
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「まぶたに蜜」15話を更新しました。トーマスと久保村でちょっと癒やされたところで再び波乱の予感!? です。8月は、サイト改装後一番たくさんの方がサイトを訪問してくださった月になりました。やっぱり羽多野×栄を読んでくださる方は多いんだな〜と嬉しく思っています。続きもよろしくお願いし...
まぶたに蜜|心を埋める(番外編)

15.栄

栄は落ち込んでいた。普段から、取り繕った外面からは決して想像できないであろう内省的な部分を持ち合わせているのだが、今回は日常のささいな逡巡や後悔とはレベルが違う。 突如現れたインターン女に対抗するために、柄にもない行動に打って出たところが目も当てられない大失敗。しかももともとコン...
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「まぶたに蜜」14話を更新しました。羽多野の悲願、そんなに簡単に叶ってしまっては面白くないじゃないですか……というわけで、もうちょっと引っ張ります。 羽多野ドンマイですねwww楽しい展開でワクワクwさて羽多野の反応は?!→ここまで期待させて「やっぱり無理」はけっこうひどい話なので...
まぶたに蜜|心を埋める(番外編)

14.栄

「はあ?」 頭上から降ってくるのは気の抜けたため息。普段ならば食ってかかるところだが、今はそんな気にはなれない。 栄だって、できれば潔くそれを口に含みたい。敵前逃亡など耐えがたいほどに惨めだ。だが、どうしてもこれ以上顔を近づけることができないのだ。「ちなみに、俺は風呂に入ったばか...