お知らせ

拍手&コメント御礼

お礼ページの更新が続いたので拍手多めにありがとうございました。自分のために書いているといいつつ、たまには不調やモチベーションが下がる瞬間などもあり、そういうときにはいただいた反応(拍手、コメント、メール、Twitterのいいね問わず)が一番の薬になります。今日は、お礼ページの栄の...
長尾三佐の憂鬱な幸福|心を埋める(番外編)

出会い編

時期的には「こぼれて、すくって」プロローグと第1話のあいだです。 ドアを開けて部屋に足を踏み入れた瞬間に、一日中窓越しに熱され続けた空気が熱く肌にまとわりついた。 季節は七月。ヨーロッパには熱波が襲来しており、北に位置する英国とて猛暑に例外はない。連日ニュース番組では熱中症で救急...
お知らせ

拍手&コメント御礼

たくさん感想いただいており嬉しいです。ありがとうございます。 長尾SSのあらすじ、『夢を見つつ永遠に報われない』ってところでまたもや噴き出してしまいました。初めてのサシ飲み編も楽しみだし、クリスマス不発編も面白そうだし、羽多野に釘をさされる編も気になる~~~!今、ムーンで読んでる...
醒めるなら、それは夢(番外編)

ウィーン再訪編(2)|1961年・ウィーン

というわけで、なけなしの貯金に借金を加えてニコとユリウスは自分たちだけの小さな工房を手に入れた。営業や経理といった事務仕事全般と編集はニコの担当、本のデザインや印刷製本はユリウス。分担を決めて一応は会社の体を整えたとはいえもちろん最初から苦労なく仕事が得られるわけではない。
長尾三佐の憂鬱な幸福|心を埋める(番外編)

出会い未満編

「そういえば、私の後任は独り身なんですよ」 大使館のロビーで偶然出くわした|小郡《おごおり》がそう言った瞬間、長尾は背中に後ろめたい冷や汗が滲むのを感じた。とはいえそれは本当に刹那の話。なにしろ目の前の男は長尾の性志向を知るはずはないし、それはつまり、かけられた言葉に他意はないと...