醒めるなら、それは夢 70. 第4章|1943年・アウシュヴィッツ
ニコはよろめきながら暗闇の中を歩いた。他の被収容者たちはとっくに自分たちの暮らす棟に戻りおとなしく過ごしている時間帯にひとりで外をうろうろしているなんて、看守に見つかればただではすまないだろう。しかもニコは入手経路を説明することができない食糧を手にしている。
醒めるなら、それは夢
醒めるなら、それは夢
醒めるなら、それは夢
醒めるなら、それは夢
醒めるなら、それは夢