醒めるなら、それは夢 39. 幕間|1948年・ウィーン
「レオ、郵便が来ているよ」老婦人がテーブルの上に封書を置く。〈レオ〉――そう名乗るのはもはや正確ではないのかもしれない、しかし今手にしているのは「ドイツ出身のユダヤ系難民であるレオポルド・グロスマン」としての身分証のみだから、とりあえず対外的にはその名を名乗る他にはなかった。
醒めるなら、それは夢
醒めるなら、それは夢
恋で死ぬ。かもしれません
恋で死ぬ。かもしれません
恋で死ぬ。かもしれません