うつくしいあし 第30話
どうやらこれ以上逃げることはできそうになかった。 宮脇に連行されたぼくはボトムを脱ぎ、義足を外して施術台に腰かけた。さっき診察室で処置してもらったばかりなのに、ガーゼにはもう血液やリンパが滲んでいる。「あーあ、いろいろさぼっちゃってますね」 穏健な態度を崩さなかった医者と比べれば...
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