心を埋める 39. 栄
クリスマス前には来年度予算案も無事閣議決定されて、課内の空気も完全に年末モードに入った。こういうときこそ尚人より先に帰って家事のひとつでも、というのはあくまで理想に過ぎず、短い閑散期こと年末となると連日のように忘年会の誘いが入る。行っても二次会まで、終電で帰る、と自分にルールを課してはいるものの栄は思い描いていたほど帰宅時間を早めることができずにいた。
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