心を埋める 74. 栄
胃潰瘍と過労のため栄は一週間入院した。おまけのように精神科からは適応障害の診断書までもらい、投薬と安静に務めつつ退院後も一か月間は休職して様子をみるように、というのが総合的な医者の判断だった。倒れた日の晩に嫌というほど睡眠をとっただけでも見違えるように体調は良くなった。しかし仕事のことを考えるとなんとなく胸のあたりが重くなり、思っていた以上に自分が追い込まれていたのだと栄も認めざるをえない。
心を埋める
心を埋める
心を埋める
心を埋める
心を埋める