こぼれて、すくって 第36話
栄はなんとも言えない気持ちを抱えてしばらく廊下に立っていた。考えすぎだとわかってはいても、一度意識してしまえば「ありえない」は「もしかして」に変わる。そして「もしかして」は、やがて――。 ドアの隙間からフローリングに細く漏れた光。あの先にいる男が自分に好意を抱いているのだとすれば...
こぼれて、すくって
こぼれて、すくって
こぼれて、すくって
こぼれて、すくって
こぼれて、すくって